アタリから描いてみよう

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右の図を見てください。上はアタリで骨を簡略化したものです。下の完成はアタリに肉付けして、全身を描いたものです。

5頭身と2.5頭身(本当は2.7頭身くらい)を描いてみましたが、頭身が違っても手の長さ、足の長さ、肋骨、骨盤の長さ、大きさの対比は同じになっています。

人の体のパーツは漢字を書くように描いたパーツから次のパーツをバランスよく配置することにより全体を書くことが出来そうです。ただ漢字は正面からしか書きませんが、人体は構図などにより立体的に捉えなければならないので、パーツの重なりや奥行きを表現するため、パーツの方向が分かるように、手足を押しピンで表現しています。

アタリは、もっと簡単に描いて、いつでもポーズを付けていくために使いますので、胴体と手、胴体と足のバランスを覚えるのが近道だと思います。

頭身とバランスの比較、ひざ間接の説明

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左の図を見てください。上は2.5頭身の体を5頭身の体の大きさに合わせてみました。前項でも記述しましたが、頭身が違っても体のバランスは殆んど変わらないのが分かると思います。

下はひざの関節だけ丸が2つ有る理由を図にしています。

ひざの形は間接の骨により形が作られています。ひざを曲げたりすると、間接の形が変わるので、擬似的に骨を表現するために丸を2つ、つなげた形にしています。

次からは、各パーツごとに見ていくことにします。

胴体の説明

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長方形の何かを角度を変えたり曲げたりひねったりしてみて下さい。

厚みを付けるとコンニャクみたいにみえませんか?立体を描くのは難しいですが単純な形を立体っぽく見せるには厚みを付ければ良いみたいです。

次はコンニャクの長辺を半分にし、その下半分をさらに半分にします。上から肋骨、おなか、骨盤のそれぞれの大きさになります。肋骨は逆さまにしたハート、骨盤は肋骨を半分につぶし、反転します。背骨は背中側に有りますので、立体に合わせて、肋骨と骨盤の間に描きましょう。注意としては胴体の曲がるところはお腹だけです。曲げるときは背骨を中心に曲がりますので意識しましょう。

肩は?と思われは人はいますか?胴体に肩を描かないのは意外とよく動くためです。よって肩・腕とパーツ分けすると分かりやすいと思います。また鎖骨も大事なパーツなので鎖骨それぞれ説明していきます。

工事中

最近、描き方がころころ変わるのでもう少し整理してから追加していきます。